東頸城(新潟県) 城山 (344m)   2011年6月5日

所要時間 7:14 駐車場 7:26 城山−−7:34 駐車場

概要
 名前の通り城跡(直峰城)の山。南側より遊歩道あり。山頂は平坦地で神社あり


 続いて城山に向かう。ここは旧安塚町にあり、国道403号線の城ノ越(峠)から城山山腹まで車道が描かれており、車道終点から山頂まで破線が書かれているので今度は藪漕ぎは無いだろう。

 旧安塚中心部から国道を東に上がると城跡の案内があり、ここも城跡であることが分かった。まあ、名前から予想できることだが。東頸城はやたら城跡が多いなぁ。舗装された車道を上がっていくと終点に広い駐車場がありトイレもあった。まだ朝早い時間で車は皆無、適当に車を置いて案内看板を見るが昔の城郭について書かれているだけでルートは書かれておらず、地形図と同じルートかどうか判断できない(と思ったら今の道もちゃんと書かれていた)。駐車場の東側に「登山口」ならぬ「登城口」があり、よく見ると2方向に分かれている。一つは東側の尾根上を、もう一つは南側の斜面を上がるようだ。これなら周遊可能だろう。たぶんどっちも同程度の労力だろうから適当に決めて、登りは斜面を、下りは尾根を歩くことにした。

 当然のように整備された道で、両側に草が生えていても足に触れるものはない。小さな池のほとりを通り、いくつもの小さな平坦地をかすめて緩やかに登っていく。それぞれの平坦地は山城があった頃の臣下のお屋敷跡だった。今までいろいろな城跡を見てきたがこんなのは初めてだ。それだけ史料が残っているということだろう。

 広い平坦地に出ると大きな欅が登場。木の中心部は朽ち果てて大きな空洞ができており、表皮付近の薄い層だけで支えている。樹齢800年とか書かれているが、これだけ空洞がでかいと科学的な検証は無理だろうな。そこから少し上がったところが城山山頂で、結構な広さの平坦地であった。かなり大きな建物があったのだろうか。今は小さな小屋があるだけで、角が欠けた三角点もちゃんとあった。

 帰りのルートは南に下る尾根上にあり、山頂からの入口には「駐車場」の案内看板があった。こちらもよく整備された道で、平坦地には臣下の住まいがあったことを示す標識があっていた。短い時間で駐車場に戻り、荷物を整理して関越道六日町ICへ向かった。

 

 

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